ゆりを楽しむ
えらぶゆり~切り花~をより楽しんでいただくには・・・
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- 花がご自宅に届いたら、なるべく早く水につけてください。ゆりは輸送中水をもらえず、からからにのどが渇いたような状態です。しっかりと水を吸わせてあげると、1~2時間ほどで、元の瑞々しさを取り戻します。
- 茎から入る細菌が花を短命にさせる原因の一つ。水に着けたまま先端を斜めに切る”水切り”をしてあげるのも花をより長く楽しむためのコツです。
- ユリは花が大きく開きますので、花器は比較的安定した大きめの花瓶がお勧めです。下の方の葉は取り除き、葉が直接水に触れないようにして下さい。
- テッポウユリは比較的花持ちの良いのが特徴ですが、暖房の効いた部屋よりも、玄関など、比較的気温の低い場所の方がより長くお楽しみいただけます。
- 花粉が気になる方は、花が開き切る前に葯(やく:雄しべの先端)を取り除かれると良いでしょう。衣類などに花粉が飛び散りにくくなります。葯を取り除くことで、若干香りは落ちますが、衣類を汚す心配もなくなり、葯への養分が花弁や葉に回る分、いくぶん日持ちも長くなるともいわれています。
- 茎の腐敗を防ぐため、水はまめに取り換えてあげてください。
- 市販の切り花栄養剤は、用量を守ってご使用ください。使いすぎは逆に日持ちを短くする原因になる場合もあります。
えらぶゆりの栽培方法と球根の管理方法
- 植付時期
- 8月下旬~11月
- 適する場所
- 水はけが良くまた、日当たりの良い場所
- 植え方
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- 深さ15cmほどの穴を掘り、根を切った種球を置きます。
- 芽を上にして覆土してください。
- 植付時に球根に当たらないように肥料を施します。
- 芽が出始めたら肥料を追肥します。
- 鉢植えの場合、鉢の大きさにもよりますが、1鉢に1~2球が適当です。
- 寒さには比較的強いのですが、降雪や結氷の際にはビニールをかけましょう。
- 花の見頃は4月から5月頃です。
花を咲かせた後の球根の処理
よく「花を咲かせた後の球根を、来年ももう一度咲かせたい」という声を伺います。一度花を咲かせますと、球根の勢いはどうしても衰えますので、翌年以降も同じ品質の花を咲かせることは難しいでしょう。それでも、やはり手をかけた花をもう一度咲かせたいという方の為に、球根の管理方法をいくつかご紹介します。
- 花が開花したら、なるべく早めに子房を取り除きます。こうすることで、子房にいくはずの養分を球根に保てます。
- 傷んだ花は出来るだけ早く摘み取って下さい。これも、球根に養分を保つコツです。
- 花が終わった後、根元付近に追肥します。やがて葉や茎が枯れたら、球根を掘り起こして下さい。
- 掘り起こした球根は風通しの良い日陰に保管し、秋以降に再度植え付けます。
これらの手順を施しましても、年数を経るとやはり勢いは衰えますので、より美しい百合をお楽しみ頂くためにも、数年おきに新しい球根をお求めください。
島内でえらぶゆり球根、切り花の買える店
福山花店
- 住所
- 鹿児島県大島郡和泊町和泊578[地図]
- 電話
- 0997(92)2065
- FAX
- 0997(92)1834
- ホームページ
- http://www.erabu.net/hanamari
全国への発送はもちろん、島外から島内への花のお届けも受け付けております。<イーフローラ加盟店>